◼️「働き方改革」が、
量から質のステージへ、
トップダウンからボトムアップのステージへ、
進んできました。
当初、働き方改革と言えば、上層部の号令は、
「サービス残業はダメ!」
でした。
「コンプライアンス上も問題だし、
後から請求されたら大変な額になるから」
では、残業はすべて計上して良いのかと言えば、上層部は、
「もちろんダメ!大変な額になるから」
従って、上層部の指示は、
「残業そのものを減らしなさい」
というもの。
「量を減らせ」
というトップダウンには即効性があり、
具体的には、
・残業は原則として事前申請すること
・タイムカードやPCのログイン時刻がチェックされ、
過度に早い出勤や過度に遅い退勤があると、
担当者が足を運んで
本人に注意したり、
上司にも注意したり、
・夕方には館内放送で退勤を呼びかけ、
・ノー残業デーを設けたり
あの手この手が繰り出されました。
その結果、残業が大いに減ったという現場も少なくありません。
◼️しかし、ここで、誰もが気になること。
それは、これまで、
「医療現場は忙しい」
と言われ続け、
「必要だから絶対に省けない」
と実施されてきたはずのことが、
「いまは行われなくなっているけど、大丈夫なのか?」
ということ。
◼️医療現場に限らず、あらゆる現場で、
実際、いま、
業務の質の低下を指摘する声が上がりつつあります。
しかし、
「質を維持・向上する」
ためには、上層部からのトップダウンというわけにはいきません。
各現場の職員一人ひとりが、
新たな視点と発想と行動を繰り出すボトムアップが、どうしても必要となります。
量から質のステージへ、
トップダウンからボトムアップのステージへ、
フェーズは確実に移っているのです。
◼️ただし、補足ですが、
「ボトムアップで業務の質を維持・向上してほしい」
という意思表示と、
その進度の検証だけは、
上層部からのトップダウンが不可欠です。

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