■よく街中の中華料理屋さんに入って

食事をとることがあり、

わたしだけかもしれませんが、

どうも、

中国人の店員さんは、愛想がないことが多いように感じています。

 

話すときにこちらを見もせずに、

「こちらへどうぞ〜」

と席を指定し、

 

こちらも見ずに

「ご注文どうぞ〜」

 

少しでも迷っていると、

「決まったら注文お願いします〜」

とぶっきらぼうに言って、

離れてゆき、

 

首尾よくオーダーしても、

オーダーしたわたしには返事もせずに、

「◯◯、※$▽♩☆〜〜〜!」

と厨房に向かって叫ぶだけ。

 

料理を持ってくるときにも、

何も言わずに料理の乗ったお盆を

ガチャン!

と音を立ててテーブルの上に置く、

……といった、

 

ホスピタリティのかけらも無い、

と感じられることが、

少なくともわたしには、しばしばあります。

 

ところが、です。

 

対応がどんなに雑だったり、

冷たかったり、

失礼な感じだったとしても、

中華料理屋さんの定食に限っては、

ほぼつねに、

どこのお店でも、

小さな杏仁豆腐が律儀についてくるのです。

 

そして、

必ずしも甘味がなくても大丈夫なわたしは、

毎回、

「気を遣うところ、そこなの???」

と思うのです。

 

杏仁豆腐がなくても、

店員さんが感じのよう対応をしてくれた方が、

圧倒的に快適で、

「また来たい」

という動機になると思うのですが・・・。

 

■働き方改革という名で、

健全な職場づくりが推進されているようにも見えますが、

その具体的な内容は、

・残業を減らしましょう

・有給休暇をとりましょう

・福利厚生を充実しましょう

といった、制度設計がほとんど。

 

これらは、すべて

身体を気遣う施策ばかりです。

 

もちろん身体が楽になることも重要ですが、

身体よりも心を病んで、

退職する人がどれだけ増えていることか。

 

心のことも心配されていなくはありませんが、

一定以上の規模の職場に、

ストレスチェックが義務付けられているだけで、

肝心のメンタルトラブルの予防策は、

まったく講じられちえません。

 

身体が楽になれば、

心を病む人も減るはず、という理屈のようです。

 

しかし、

現在の医療現場は、

みなさんがご存知の通り、

拘束時間が長すぎることで身体を追い詰めていることは

多数ではありません。

 

それでも退職が減らないのは、

「人間関係で悩んで」

という理由であることはよく知られています。

 

退職の最大理由である

「人間関係の問題」

つまり、メンタルトラブルを未然に防止する策が

講じられることなく、

どこまでも身体への気遣いばかりが行なわれているのが、

いまの働き方改革の実状です。

 

そして、みなさんも、

中華料理屋さんで、

対応が冷たいくせに律儀に杏仁豆腐が運ばれて来た時のように、「気を使うところ、そこなの???」

とすでに感じていることでしょう。

 

世の中には、

「気を使うところ、そこなの???」

と思わざるを得ない

中華料理屋さんにおける杏仁豆腐のような例が
たくさんあるのです。
 
世の中にも、みなさんの現場にも、
「中華杏仁」
が、たくさんあるのではないでしょうか?
 
そんな時、
「ちょっと待て。
気を使うところはそこでいいのか?」
を振り返ることをお勧めします。
 

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