■「心はわかりにくい」
と言われます。

しかし、人が集まって組織として前進する以上、そう言ってもいられません。

では、組織運営において、スタッフの心を元気にするにはどうすれば良いでしょうか?

  1. スタッフの心はわからないもの、と諦める
  2. どうしたら心が元気になるか?察するように努力する
  3. どうしたら心が元気になるのか?その都度、本人に聞く
  4. 心の性質から考える


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■「心はわかりにくい」

それは事実です。

そこで、心を見るための一つのヒントを
共有しましょう。

それは、
「こころとからだはパラレル」
ということです。

つまり、
「心が見えなければ、身体を見ればわかる」
ということがたくさんあります。

■たとえば、グリーフ・ケア。

「大切な人を失った悲しみ」
という理解しかなければ、
「勇気づけよう」
「励まそう」
「気晴らしをさせよう」
などと考えてしまいがちです。

しかし、グリーフとは、
「朝が来れば、
愛する人がもういない1日が始まると思うと
死んだ方が楽だ」
と、死にたいくらいに苦しむ場合もあります。

死に瀕しているということは、
身体で言えば、まさに
「重体」
に当たるでしょう。

「なんとかして元気にしてあげられないか」
と考えてしまうのは、
心のことは目に見えないがためで、
危険です。

身体の瀕死の状態に置き換えれば、心肺停止しかかっているという状況かもしれないと
想像できるでしょう。

大量に出血している様子とも言えるでしょう。

このように心を身体に置き換えれば、
「とても元気にするどころの状況ではない」
ということがわかるでしょう。

身体の場合、
場所を移すことや、
検査をすることすらも、
「軽々に介入してはならない状態」です。

したがって、
グリーフ・ケアにおいても、
「軽々に介入してはならない状態」
だと想像できます。

このように、
「こころが見えなければ、からだから考えてみる」
ことが有効です。

■さて、ここからが本題です。

ところで、
職場ではしばしば
「コミュニケーションが大事」
と言われるものの、
誰もコミュニケーションしないのはなぜでしょうか?

人間は怠惰な生き物なので、
良いコミュニケーションをとることを
習慣化することは、なかなかできません。

なので、
放っておくと、コミュニケーションは減ってゆきます。

その結果、
(自分で選択しているにも関わらず)
孤独や閉塞を感じたり、
周囲と関わらないので
自分の役割は責任を持って果たさなければならないという
プレッシャーが大きくなったり、
周囲からの承認も評価もないので自己肯定感が低下したり、
独善に陥るために周囲との摩擦に苦しんだり、
独善の視点から周囲がわかってくれないと他責発想になってしまう、
・・・と良いことはありません。

にもかかわらず、
孤独・閉塞・プレッシャー・自己肯定感低下・独善・他責発想に
陥らないように
努めてみずから良いコミュニケーションをとることを
習慣化する人は少ないものです。

■この点も、身体に置き換えてみると、
人間は怠惰な生き物なので、
体調不良、不眠、食欲減退などに陥らないように
運動するなど、健康的な生活習慣を持つようにした方がよい
ということがわかります。

つねに健康を保つためには、
・食事を摂って、老廃物を排出する。
・適度に運動をして、エネルギーを放出する。
・つねに新しい細胞をつくって、古い細胞を捨てる。
・・・といった「代謝」が欠かせません。

そして、普段からつねに
「基礎代謝」
を上げていれば、
免疫も、回復力も、自律神経も、活発になり、
頭脳の働きも鋭敏になるものです。

さらには、
どんどん行動できる生産的な人間になることができます。

この身体の性質と
心も同じです。

心においても、普段からつねに
「基礎代謝」
を上げておけば、
変化や刺激に強い心となり、活発になるので、
健全で明るい心理状態でいることができます。

心における「基礎代謝」とは、
たくさんの情報や刺激を入れては、
たくさんの感情や言動を吐き出す、ということです。

いつも周囲の声に耳を傾けると同時に、
いつも自分の言いたいことを言っている状態です。

もし、周囲との対話がなければ、
心の基礎代謝は乏しく、
不健全な心理状態になることは想像にやすいことと思います。

反対に、周囲との対話を豊かにし、
心の基礎代謝を上げていれば、
いつも新しい情報や刺激を受け取ることに肯定的で、
いつも自分の思いや考えを吐き出していることによって
健全な状態でいることができることでしょう。

このように、
「こころがわかりにくい」
と感じた時には、
「からだなら、どうだろうか?」
と考えてみることをお勧めします。

■では、
「心の基礎代謝を上げる」
ためには、どうすればよいでしょうか?

「業務時間中に、必要な会話しかできない」
といった閉塞的な環境では、
人はどんどん不健全になってゆきます。

からだで言えば、
声も出せない、汗もかけない、運動もできない、という
窒息しそうなくらいに窮屈な状態だからです。

そのため、日頃から、
「言いたいことが言えて、やりたいことがやれる」
つまり、
「価値観を解放できる」
職場環境が必要となります。

怠惰なわたしたちがコミュニケーションを習慣化し、
いつもこころの基礎代謝をできるようにするためには、
定常的な仕組みが必要となります。

そのための、
1日5分のコミュニケーション・モデル
それが
「HIT-Bit」
です。

HIT-Bitについては、1Dayセミナーを開いています。

「つねに言いたいことが言えてやりたいことをやれる」
価値観を解放できる組織をつくり、
心の基礎代謝を高め、
元気で明るく柔軟で強い組織を創りたいならば、
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