■良かれと思って
せっかく、毎月の定例会議で提案しても、通らないということが多々あります。

「会議にはかけてみるけど、どうなるか」
という声もよく聞きます。

「通らなくても仕方ない」
で済む程度なら、提案しなくても良いのかも知れません。

では、どうしても通したい提案がある時はどうすればよいでしょうか?

  1. プレゼンテーションの腕を磨く
  2. 印象の良い服装・身だしなみにする
  3. 「話し方が9割」というので、話し方を磨く
  4. その会議には力を注がない

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■たとえば、
200gのモリを構えて、
船の上から狙いを定めて、
水中の魚めがけて
突いたらどうなるでしょうか?

見事命中して獲れることもあります。

では、もし、
1本1gの竹串を200本構えて、
船の上から、狙いを出さめて、
水中で密集している魚の群れに向けて
突けば、獲れるでしょうか?

もちろん、
1匹たりとも獲れないことは、
想像にやすいでしょう。

1匹に狙いを定めてさえも
刺すことは容易ではないのですから、
200匹の魚に向けて突くということは、
当然、
狙いが散漫になって定まらないので、
刺さる確率も低くなるのですからです。

もし狙いが正しくても、
モリが小さければ、魚に深く刺さることもありません。

刺さったとしても、
刺さりが甘ければ逃げられてしまうでしょう。

それは力も分散するからです。

なので、
もし、みなさんが、
1本1gの竹串のようなモリ200本を構えて、
魚の群れを突こうとしている人を見れば、
きっと、
「そんな無駄なことはやめた方が良い」
と助言するのではないでしょうか?

■ところが、
世間では、それと同じような場面が
多くの職場で、日頃、
真面目に繰り広げられているが実情です。

会議のことです。

会議では、何十人を相手に、
プレゼンテーションをして、
なんとか、自分の意見への賛同を取り付けて、
許可をもらおうとする人がいます。

これは、まさに、
200本の竹串を200人に向けて投げつけるようなもので、
誰にも刺さることはありません。

肩や背中にポツンと当たって、
床に落ちるだけ。

どうしても会議を通したいなら、
そんな雑な方法ではなく、
1本のしっかりとしたモリに持ち替えて、
1匹の魚を確実に射るように、
「まずは一人の人を確実に賛同者にすること」が必要です。

そしてそれは
会議の場でできることではありません。

つまり、会議とは別の機会に
一人ひとりと価値観を共有してゆく、
ということに他なりません。

はたして、
確実に賛同者になってくれた人が
何人も同席してくれている会議では、
あなたのプレゼンテーションにとって
大きな追い風となって応援してくれることとなります。

時には、
あなた自身よりも強力な推進力を発揮してくれることすら
あります。

■そもそも、人間は、
自分自身のことさえも、自由自在に操れるほど意思が強くはないのですから、
他人を思うように動かそうとして、
何十人を相手に、
一度に、一つのアクションで
アプローチしようとすること自体が横着極まりないこと
なのではないでしょうか。

しかし、ビジネスの場では
「みんなを動かすには会議で検討してもらう」
「みんなを集めて伝えて意識づけをする」
といった発想が、
当り前のように行われてしまっているのが実情です。

なぜでしょうか?

それは、トップ・ダウンが当り前の
指示命令体質の時代が
あまりにも永く続いたために、
私たちの中にも、
多くの企業・組織の中にも、
世間にも、
その指示命令体質が、
広く隅々にまで染み付いているからです。

そのため、
研修会社やコンサルタント会社もそれに乗じて、

  • プレゼンテーション・スキル・セミナー
  • 第一印象をよくするファーストインプレッション研修
  • 服装や姿勢を教えるビジネスマナー講座
  • 話術を教える話し方教室

などを販売しています。

あたかも、
「これであなたも好印象。
大事な会議や商談も思いのまま!」
とでもいうかのような商品を展開しているのを
みなさんも見かけることでしょう。

これらはすべて、
「会議の場でなんとかする」
という横着な発想の産物です。

この粗雑な発想を早く捨てて、
事前の準備によって
「もはや負けようのない会議にする」
という発想を持つことが重要です。

そして、会議の場では、
力を注がなくても、
水が高いところから低いところへ自然に流れるように、
意図した通りの結論へと進んでゆくように
前段階から会議の場までの展開を設計し、実践するということです。

いまや、
「その場のテクニックで人を動かそうとすることは、
粗雑で横着で、効果的ではない方法だった!」
と目を覚まし、
「どうしたら本当に人の心にアプローチでき、望むような採決を得ることができるのか?」
を探究しなければならない時代になったと言えるでしょう。

わたしたちは、
一日も早く、
そのことに気づいた方が良いでしょう。

そして、
一刻も早く、切り替えることをお勧めします。

■指示命令体質を変えて、
自律進化組織を
最短最速で実現するシンプルな方法、
それが
『HIT-Bit』
です。

HIT-Bitについては、1Dayセミナーを開催しています。