収支や給与•賞与の見通しを伝えつつ、職員との信頼関係を築く

いま、医療業界全体が、新型コロナの影響を受けており、
病院の経営面も、職員のマインド面も、ナーバスな状況にあることでしょう。

そんな中、今後の給与や賞与についても、伝えてゆかなえればなりません。
そんな中だからこそ、意を組んでもらえるように伝えることが重要とも言えます。

というのも、こうした局面においてこそ、
組織が職員に向き合ってくれているか?を、職員は見ているからです。

しかし、ありのままを伝えていれば、混乱と不信を招き、職員の離職を誘発することにすらなりかねません。

むしろ、経営陣のみなさんは、職員の方々に、
「これからが大事です!これからも一緒に乗り切りましょう!」
と力を貸してもらえるような、良い関係性を築くことが大事なのではないでしょうか?

「集めて伝える」こそ、もっとも危険な方法

職員を集めて話せば良い、というのは、もっとも危険です。

なぜなら、職員からすれば、
「この忙しいのに、集められた。きっと良い話ではない」
と、集まった時点で、すでに不信と不満を抱いているからです。

こんな状態で、最後に
「わかりました!頑張ろうじゃありませんか!」
と前向きに話が終わることはないのです。

あくまで、もっとも重要なのは、職員の良い関係性づくりです。

法律家の助言の落とし穴に注意!

こうした場合、社労士や税理士の助言を仰ぐこともありかもしれません。

しかし、法律家は、「手続き上の瑕疵がないかどうか」がもっとも重要という視点なので、注意してください。

法律家は、
「現状を示す情報を整えておく」
「丁寧に説明する」
「納得してもらう」
といった助言をしがちだからです。

しかし、理論武装できていても、相手の感情に響くことはありません。

そもそも、みんさんご自身も、
「結論だけを押し付けられて、対話の余地がないこと」ほど、腹立たしいことはないでしょう。

「言っていることはわかるが、
この人たちの力になってあげたいとは思えない」
という感情を招いてしまうのです。

「用件は伝えたが、職員が辞めた」
となりかねない
危険があるのは、そのためです。

いま、もっとも重要なのは、手続きではなく、職員の感情です。

「関係性設計」が、話し合いの成否を分ける

たとえば、
職員を集めて、減収の話をするのは、とても乱暴な方法です。

職員からすれば、
時間を取らされ、集まらされている時点で、不満があります。

そこに良くない知らせをすれば、
その不満を増長することにしかなりません。

そうならないようにするためには、事前に「良い関係性」を築いておくことが何より重要なのです。

実は、
さまざまな話し合いは、対面する前に決着がついていることが多いものです。

「良い関係性」が築かれていれば・・・

良い関係性を築くためのポイントは以下の通りです。

  1. 伝える側と聞く側の、真剣さのバランス
  2. 真剣さの表現…運動量、情報量、スピード、工夫
  3. 敬意

その他にもポイントはあります。

関係性は目に見えないので、意識しない人が多いのですが、実は、この関係性を事前に築いておけるかどうかが、成否を分けることになるのです。

スクールで、コーチングやファシリテーションを学んでも、現場でうまく活かされないのは、
スクールでは「コミュニケーションを学ぼう」という人たちの
良い関係があるからうまくできるだけで、
勤務先の現場では、その関係性がないから、
そもそも、
コーチングやファシリテーションの立ち位置での対話が始まらないからなのです。

むしろ、良い関係性があれば、
コーチングやファシリテーションは、さほど必要ないとも言えます。

いまだからこそ病院一丸となるには?

ぜひ、職員の方々との良い関係性を築かれることをお勧めします。

そして、今後もしばらく続く状況を、
一緒に、力を合わせて乗り切ってゆける頼もしい組織を実現していただきたく思います。

そのためにも、
今回の収支や給与・賞与に関する話において
職員の方々と向き合えることが不可欠となります。

いまだからこそ病院一丸となる 1Dayセミナーの内容
(オンライン講座)

■日時 13:30〜16:30
■定員 8名
■参加費 4,000円
■構成
 (1) 真剣さのバランス

 (2) 真剣さの表現
    運動量
    情報量
    スピード
    工夫
 (3) 敬意とは
 (4) その他の注意点
    「集める」の間違い…集める前にすべきこと
    「伝える」の間違い…伝える前にすべきこそ
    「大事なのは用件」の間違い…用件よりも大事なこととは

■特典 個別相談
 後日、電話などで個別相談にお答えします。
 各現場でお困りのことなどについて、後方支援いたします!
 一緒に、現場を明るく元気な職場へと変えてゆきましょう。
■参加にあたってのお願い
 ▶︎インターネット環境が必要です。

■以下の項目に入力してください。


    6/21(日) 13:30〜15:306/27(土) 13:30〜15:30