■川越胃腸病院が
そのホスピタリティの素晴らしさで有名なことはご存知でしょう。
その原点から本質までがわかる一冊です。
■実際、先週お訪ねする機会があり、
その素晴らしさに驚かされました。
この本も、その際にご紹介されていただいたものです。
理想のホスピタリティが、
理想に終わることなく、
現実にすることができるのだ、と改めて知らされた日でした。
■ホスピタリティといえば、
90点もあれば、98点もあり、その先に105点もある、
定量的な差しかないものだと思ってはいないでしょうか?
今回、
わかったのは、105点をとっても、120点をとっても、追いつかない、
「次元が違うホスピタリティ」
が存在するのだ、ということです。
本当の、素晴らしいホスピタリティには、
そうでないホスピタリティとは、
質的に異なる定性的な違い、
明らかに一線を画したところがあるのです。
■それは、
「与えるだけのホスピタリティではない」
ということです。
「ホスピタリティといえば、いかに与えるか?だ」
と思ってはいないでしょうか?
友人との関係性を考えてみてください。
あなたが与える一方の友情は、
自然体で長続きする良い関係性でしょうか?
「やっぱりこの人と友達でよかった」
と思わせてくれる
双方向の関係性だからこそ、
「もっとこの関係を大事にしよう」
と心から思え、
それまで以上に相手を厚く貴い存在であると感じて
素晴らしい関係性が、
自然体で長続きするのではないでしょうか。
■川越胃腸病院では、
「与える一方のホスピタリティ」
ではなく、
「双方向のホスピタリティ」
が自然に根付いているのです。
では、
「患者さんから何が返ってくるのか?」
もちろん、
「ありがとう」
の言葉が珍しくないのは想像に易いでしょう。
川越胃腸病院においては、
それ以上の患者さんとのやりとりは様々です。
そして、職員だけが一方的に与えるホスピタリティではない以上、
職員だけが頑張ればすぐに実現できるという関係性ではなく、
真似しようと思って
一朝一夕に真似できるものではありません。
それこそが、
「患者さんとの関係性」
だからです。
その実例については、いずれまたご紹介したいと思います。
そして、どうすれば、そんな
「患者さんとの関係性」
を創ることができるのか?についても。