今回の音声は、は前編・後編です。
■「研修の効果って、
なんで続かないんだろう」
そう思ったこと、
ありませんか?
リーダーシップ研修、
コミュニケーション研修、
チーム・ビルディング研修……
何度やっても、
気づけば元通り。
「また来年も研修をやるしかないか」
と、なんとなく諦めていた方も
多いのではないでしょうか。
実はこの疑問、
何千もの企業が何十年もの間、
答えを出せずにいました。
■でも、答えはシンプルです。
人間には、
「環境反射」
という心理機能が備わっているんです。
「環境が変わると、
意志とは、無関係に
心のモードが自動的に切り替わる」
というもの。
考えてみれば、
誰にでも
心当たりがあるはずです。
実家に帰ると、
なんとなく子どもの頃に
戻ってしまう
…あの、ほっとする感覚。
逆に、
大人数の会議では
「迂闊なことは言えないよね」
とちょっと身が縮む
…という緊張する感覚。
どちらも、
意思とは関係なく、
その場の環境が心のモードを
自動的に切り替えています。
これが
「環境反射」
です。
なお、
この温度を
最も大きく左右するのは、
場所ではなく、
「周囲の人との関係性」
に尽きます。
安心できる関係なら
心は開き、
理解してもらえそうにない関係なら
心は自然と閉じる。
これが、
研修と現場の行き来の際にも
起きていたんです。
■研修は、
いわば「温暖な海域」です。
用意された時間、
向き合ってくれる相手、
関係は、フラットで新鮮です。
失敗しても許され、
みんなが、
一緒に学ぼうという思いで参加しています。
なので、
心はのびのびと楽しくなり
自動的に
「熱帯魚モード」に。
何でも話し合えて、
「よし、現場でもやれる」
そう確信して研修室を出ます。
■でも、翌日、
現場はいつものストイックな
「寒冷な海域」
です。
時間に余裕はなく、
周囲のみんなは忙しく、
お互いの間には
しがらみや力関係があります。
失敗すれば、評価に響くこともあり、
みんなが、
自分の業務や自分の関心で手一杯です。
その瞬間、
「環境反射」
が機能します。
心は自動的に
自分も忙しくストイックな
「回遊魚モード」
へ。
しかも、
移動した環境の差が
大きければ大きいほど、
リセットは強く、
深く効いてしまいます。
研修と現場では、
水温がまったく違う。
だから、
何を学んでも
戻った瞬間に
ほとんどリセットされてしまうんです。
■これが、長年の謎の原因構造です。
研修のやり方が悪かったわけでも
参加者の意識が低かったわけでも
ありません。
「環境反射」という、
人間なら誰もが持つ
当たり前の心理機能を、
考慮していなかっただけだったんです。
■では、どうすれば良いか?
答えもシンプルです。
なるべく、
環境を移動しない。
つまり、
寒冷な現場の中に、
小さな「暖流ゾーン」を
作ってしまうんです。
その一つが、HIT-Bitです。
毎日5分だけ集まって、
一人ひとこと
言いたいことを言う。
寒冷な水域の中に、
やや暖かい水域を作ってしまう。
寒冷なモードで働きつつ、
1日5分だけやや温暖なモードに入り、
関係が暖かいまま
また回遊に戻る。
すると、寒冷なだけだった現場が
徐々に熱帯魚の姿が見える
温暖な部分のある水域になり、
少しずつ変わっていきます。
これがHIT-Bitです。
研修という
遠い温暖な海域を
わざわざ用意しなくても、
現場の中で
学びながら成長する。
現場で成長するので、
一定の学びが終わった時には
現場で成果も生まれている。
「学びは学び、成果はその後」
という現場に直結しない学びは
もう卒業しましょう。
◾️HIT-Bitについては、
1Dayセミナーで詳しくお伝えしています。
