🎵離職もハラスメントもゼロで若手が劇的に成長し出す方法

🎵離職もハラスメントもゼロで若手が劇的に成長し出す方法

■ある病院でのこと。

入職して間もない若手の事務職員の女性。

普段から無口で、
周囲とほとんど会話をせず、
コミュニケーションといえば、
必要最低限の報告くらい、という様子でした。

上司や先輩は、
本当はもっと育成しなければならないと
考えていましたが、

しばらく前に、
別の職員が、
突然、退職代行サービスを利用して
離職していったこともあり、

関わり方を誤れば
ハラスメントと受け取られかねない
という不安から、
みんな萎縮して指導や声がけをできずに
悩んでいたところでした。

ところが、そんな中、
その無口な職員が、
突然、退職希望を申し出てきました。

「実は、新しい環境に馴れず、
3ヶ月前から体調不良で通院していた。
先週の全ターミーティングで、
業務が増えると聞いて、
続ける自信がなくなり、
不眠がひどくなった」
とのこと。

そして、すでに
「実家へ戻って親が紹介してくれた別の職場で
働くことが決まっている」
と言うのでした。

■上司や先輩職員は
「通院しているなどの生活背景を
言ってくれていれば
負担がかからないようにできたのに」

しかし、
「こちらから
通院しているかどうかなどを聞けば
プライバシーに立ち入ろうとした、とも
とられかねない」

「誰も、
このような世代への
関わり方がわからない」
と頭を抱えていましたが、

これと同じケースは、
今や、どこの組織にも起きているそうです。

もちろん、取扱説明書も
コミュニケーション・テクニックのセミナーも
世の中に出回っていません。

たとえ出回っていたとしても、
現実の問題解決には役に立たないでしょう。

かといって、
個人面談や
1on1ミーティングなどの正式な面接は
若手職員にとっては、
かえって最も苦痛となり、逆効果でしょう。

では、どうするか?

これからは、
正式ではないコミュニケーションを
どのように設計するか?が
課題となると考えられます。

■HIT-Bitを導入した病院では、
入社以来5年間、
ほとんど挨拶も返事もしなかった若手職員が
プログラム開始4ヶ月で、
みずから自発的に、
業務の改善提案をあげて来てくれました。

その上司は、
「匙を投げかけていましたが、
こんなリーダーシップがあるのですね」
と感激していました。

■また、別の病院で、
HIT-Bitを導入することとなり、
新たなミーティングが始まると聞いた
若手職員の一人が、
「ミーティングで
発言しなければいけないのは苦痛なので
そんなことが始まるなら、
わたし辞めます」
と言って来ました。

その職員は、元々無口だったので、
自律組織を目指すので強制はありませんから
「どうしても嫌なら
無理をしなくてもよいですよ」
と答えたところ、

3ヶ月後には、
その若手職員は、
そのHIT-Bitに楽しく参加しており、
無口だったのが嘘のように、
自分から推し活の話をして
周囲との距離が大いに縮んでいました。

■またある施設では、
毎月のように離職が続いており、
月例会議はいつも、
管理責任者が話をする
重苦しい場になっていました。

しかし、管理責任者が、
ある人からの紹介でHIT-Bitを
「騙されたと思ってはじめてみた」ところ、
まもなく離職はぴたりと止まり、
会議では、
職員たちがどんどん発言するようになった
とのことです。

■HIT-Bitを行なうには、
特段、コーチングやアサーションなどの
コミュニケーション・テクニックを修得する
必要もありません。

むしろ自然体で会話することが
自己開示を生み出し、
良い関係性を醸成できるからです。

なので一日も早く、
職員の方々が自然体で対話をできる
場と関係性を築かれることを
お勧めします。