🎵自律進化になる最短ルート

🎵自律進化になる最短ルート

🎵音声の要約を聴けます。

■自律型組織とは、
「みずから気づき考え話し合い改善する組織」
なので、
経営者・管理職からのコントロールを
究極まで最小化することになります。

言い換えれば、職員は
「言いたいことが何でも言えて、
やりたいことが何でもやれる」
ということです。

もちろん、費用や労力や時間といった経営資源を
どのように配分するかは、
経営陣のマターなので、
費用や労力や時間を過大に動員することまで
自由というわけにはいきませんが。

なので、
この自律性を最も阻害するのが
経営者・管理職・同僚からの
「それはダメ、これもダメ」
という否定です。

ともあれ、
「原則自由」
とすることです。

■しかし、
「原則自由なんだよ!

どんどん意見を言ってみて!」
と言ったところで、

これまで長年、
原則統制の文化で生きてきた職員の方々が
にわかに
「原則自由で良いのか!」
と切り替えて、
自由に発言し行動するようにはなりません。

■では、どうすれば良いか?

そのためには、
経営者・管理職が
「何を言っても良いんだよ。
何をやっても良いんだよ」
と、継続して意思表示をし続けるしかありません。

「いつまでに意見を出せ」
とコントロールすることは絶対ダメです。

「こんなことについて取り組め」
というコントロールももちろんダメです。

まして、
「このことについて考えろ」
というコントロールはダメです。

■つまり、
発言してもしなくても自由で、
どんなことについての発言・行動でも自由の
「原則自由」
ということになります。

ただし、
「いつ発言・行動するのも自由」
ということにすると、
人は目先のことにとらわれる傾向があるので、
新たな意見を言い出したり、
新たな取組を行動に移したりということは
しなくなります。

それは、多くの組織の現場を見れば
明らかでしょう。

ということは、
論理必然的に、
「常に、日常的・習慣的に、
何かあったら言ってみて、やってみて」
と継続的に呼びかけることとなります。

というわけで、
毎日職員一人ひとりが、
何かひとこと発言する場を
設けることになります。

それが
1日5分のミーティング
HIT-Bitです。

これをひたすら続ければ
他に研修も合宿もイベントもいりません。

まして、
目標設定や評価や発表といったことを
強要することも不要です。

むしろこれらは
職員本人の自由をすることではなく、
コントロールを及ぼそうとすることなので
やってはいけないことなのです。

シンプルに1日5分のミーティングを続け、
職員が気兼ねも遠慮もなく
発言したりしなかったり、という機会を
肩の力を抜いて続けること。

こんなに無駄のない
自律進化組織を実現する上で
最もストレートな方法はないでしょう。

しばしば、
コンサルタント会社が、
「研修をしましょう」
「課外イベントで学びましょう」
「経営ボードゲームをやらせましょう」
「社内SNSでコミュニケーションを」
「その内容をグラフ化して把握しましょう」
・・・などと提案してきますが、
不要です。

■なので、
経営者・管理職の方々には、
職員の方々からの
新たな発言や行動を引き出すための
辛抱強さ、
言い換えれば「執念」が必要となります。

なぜなら、
「いま発言しなさい」
「この件を進めなさい」
とコントロールしてしまうのは容易ですが、
一切そうしたコントロールを排して、
職員が
新たな発言や行動をするよう
日常的・習慣的・継続的に
呼びかけ続けることが不可欠だからです。

■ただし、
職員がみずから発言し行動するようになり
自律進化が現場から飛び出すようになれば
それはとんでもなく素晴らしいことになります。

これまでに問題提起、
思いがけない改善提案、
想定外の実践事例、
想像もしなかったような成果が
現場から生まれるようになるからです。

それらは大抵、
経営者・管理職にとっても
驚きとなることばかりになるからです。

あなたの現場では、
そのような新たな問題提起や改善提案が
飛び出しているでしょうか?

想定外の実践事例や
想像もしなかったような成果が
現場から聞こえてきているでしょうか?

そんな自律進化組織を実現したければ
今すぐ
経営者・管理職からのコントロールを
究極まで最小化することです。

そして、職員にとって
「言いたいことが何でも言えて、
やりたいことが何でもやれる」
職場を実現することです。

HIT-Bitの具体的な始め方、
続け方、
効果的な方法については、
毎月1Dayセミナー(リモート)を開いています。