🎵教えるな!自律組織に変わる唯一最大のカギはこれ

🎵教えるな!自律組織に変わる唯一最大のカギはこれ

■質問です。

コミュニケーション研修やコーチング、
目標管理制度や1on1ミーティングなどなど、
いろいろやってきた結果、

今、現場の職員の方々が、
日々、目を輝かせて、
心明るく楽しく元気に働いているでしょうか?

そして、
仕事や職場や仲間が大切であれば、
おのずと上がってくる
「より良くするための問題提起や改善提案」
が、職員の間から、
日々、飛び出してきているでしょうか?

そうなっていないとすれば、
原因は何か?

◾️実は、
「順序が逆」
ということなんです。

人材育成というと、
大抵、
スキルアップをさせようとして、
教育研修を行ないがちです。

また、
組織改革というと、
大抵、
評価制度・報酬体系・福利厚生などの
制度設計を行ないがちです。

しかし、これらは、
パソコンでいえば、アプリケーションです。

時と場合と状況によっては、
別のアプリケーションを
使うことになるでしょう。

それに対して、
アプリケーションを組み込む前に
重要なのが、
WindowsなどのOSです。

そして、多くの組織が、
新しいアプリケーションを入れるものの、
OSの性能が低いままのため、
充分な機能が果たされていない
というわけなのです。

つまり、
スキルアップや制度設計の前に
整備しておかなければならないことが
あるんです。

それは何か?

◾️OSが、
どうも何なのかよくわからないのと同じで
この
「先に整備しておかなければならないこと」
も、目に見えないために
見落とされがちです。

そのため、多くの組織が見過ごしてしまい、
アプリケーションばかりを
導入してしまう結果となっているのです。

では、その
「OSのようなもの」
とはなんでしょうか?

それは・・・、

◾️人材育成する前に整備するべき
職員のOSは、
「マインドセット」
です。

「現場をより良くしよう」
というマインドセットがないのに、
スキルばかりを教え込んでも、
吸収されないのは当然です。

その知識が現場で活かされないのは
言うまでもありません。

そればかりか、
職員のモチベーションは低下するだけです。

そこでお尋ねします。

みなさんの現場では
職員の方々が、
「学んだことをどんどん活かして
職場をより良くしよう」
という意欲を持っているでしょうか?

というわけで、
マインドセットを整えてから、
スキルアップの教育研修をしなければ、
効果が上がらないことは
伝わったでしょうか。

◾️同様に、
組織開発する前に整備するべき
組織のOSは、
「組織文化」
です。

「組織をみんなで作っていこう」
「互いにできるだけ協力するのが当たり前」
「互いの力を引き出そう」
「そのためには、
話しやすい関係性を築いていこう」
といった組織文化がないのに、
評価報酬などの制度設計をしても、
のびのびとした
チャレンジングな生産性の高い組織に
ならないのは当然です。

制度が感謝もされず、
職員が組織を大切に、
仲間に向き合って、
より良くしていこうとはなりません。

一人ひとりが狭い視野で
自分のタスクばかりを見て働くことに
陥るのは当然です。

そこでお尋ねします。

みなさんの現場では
「自分だけでなく、
仲間と一緒に協力し合い、
力を発揮して
総合力を発揮して
組織の生産性を高めよう」
という意欲を持っているでしょうか?

というわけで、
組織文化を醸成してから、
制度設計をしなければ、
思う方向に組織が伸びてゆかないことが
伝わったでしょうか。

◾️なぜ、多くの組織が、
アプリケーションばかりを導入して
もっと大切な
最適・最強のOSを実装しないのか?

それは、
アプリケーションの方が売れるので
コンサルタントが勧めてくるから。

どんなシステムも売り文句は
「これですべて自由自在!」
です。

一方、OSは目に見えないから。

◾️しかし、
もうお判りでしょう。

「なんとかして現状を変えたい」
と思っていない社員・職員に、
教育研修で、
何を教え込んでも
宝の持ち腐れになるだけ、ということを。

「みんなで協力し合おう」
「元気の出る組織にしよう」
「生産性をあげてより良くしよう」
という文化のない組織に、
どんなに立派で高価な
評価報酬や福利厚生を導入しても、
組織のポンテンシャルが
開花することはない、ということも。

◾️なので、
取り組むべきことは
スキルアップよりもマインドセットであり、
制度設計ではなく組織文化づくりです。

社員職員の方々が、
「なんとかして現状を変えたい」
と思うようにしましょう。

また、
「みんなで協力し合おう」
「元気の出る組織にしよう」
「生産性をあげてより良くしよう」
という組織文化をつくりましょう。

そういうことは
教育研修では
現場の一人ひとりに伝わりません。

座学やデータや説明では、
人の関心や価値観を
書き換えることはできないからです。

だからこそ必要になるのが、
「教えない教え方」
なのです。

もう、
コンサルタントが持ってくる
研修という名の教育セレモニーは
卒業しましょう!

「教えない教え方」
については、
無料の1Dayセミナー(リモート)を
開いています。

次回は、
2025年12月27日(土) 13:30〜16:30
リモートです。
よろしければご参加ください。
https://pcs-c.com/hit-bit-00/eduless/

激変の時代なので、
一日も早く
組織づくりに着手することをお勧めします。