🎵今日からできる!職員自律化の「+ Anyone ルール」

🎵今日からできる!職員自律化の「+ Anyone ルール」

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■我が国の社員・職員が
みずから考えて行動する自律的な人間になかなかならない原因は、
どこにあると思いますか?

実は、
そんな社員・職員のホンネは
「自律して欲しいのか、して欲しくないのか、どっちなんだ?」
です。

つまり、原因は、
経営者・管理職にあるのです。

というのも、
多くの経営者・管理職が、
「もっと自分で考えて行動しろ」
「組織全体のことを考えろ」
「仕事は自分で見つけるものだ」
と言いながらも、

一方では、
「余計なことはしなくていいから、与えられた役割をきちっとこなせ」
と、まったく逆のことを言っているのです。

だから、社員・職員は、
「どっちなんだ?」
となるわけです。

■部下や組織を動かすときに
最も重要なことは
「一貫性」
です。

どんなに素晴らしい理念を言っても、

どんなに立派な評価制度を設けても、

どんなに表彰・賞金を与えても、

どんなに厳しく教育指導しても、

経営者・管理職の言っていることに一貫性がなければ、
社員・職員は着いてきません。

一生懸命に取り組んでも、
成し遂げたら、
「そんなことはもういい。それよりこっちだ」
と言われたら、馬鹿馬鹿しいからです。

■そこで、
経営者・管理職の方々には、
社員・職員が
安心して自律的に考え行動できるよう
今日からすぐにでも始めて、
一貫して続けられるオススメの方法を紹介しましょう。

それが、
「+ Anyone ルール」
です。

経営者・管理職が、
セミナーを受講するとき、
業界団体の交流会に顔を出すとき、
講演を聴きに行くとき、
地域の団体の役員会に行くとき、
経営の参考に他社他院に見学に行くとき、
…どんな時でも、

「必ず、誰かもう1人を誘う」
ということを習慣にするということです。

誘う相手は、
「誰でも(Anyone)OK」
です。

セミナーや講演のテーマに
関わっている部下でなくてもOK。

いや、むしろ、
関わっていない人が望ましいのです。

なので、所属部署や担当業務も関係なしです。

職位も関係なしです。

業務の経験や勤務歴や年齢も関係なしです。

非常勤でもパートでもOKです。

行政との打ち合わせに、
若手を誘いましょう。

業者との打ち合わせに、
新人を誘いましょう。

業界団体の集まりに、
一般職員を誘いましょう。

経営者の集まりに、
若手を誘いましょう。

経営アカデミーの交流会に、
中堅職員を誘いましょう。

院内プロジェクトのミーティングに
パート職員を誘いましょう。

誘われた職員が気が進まなければ、
無理強いする必要はありません。

別の職員を誘えば良いだけです。

そうやって、
「必ず、誰かもう1人を誘う」
をひたすら続けるだけです。

■これを続けているとどうなるか?

組織内のあちこちに、
担当業務以外のことに知見を持つ職員が
存在する組織になります。

「業界のトレンドがどうなっているか、私は知っている」
という若手。

「行政とどんな位置関係にあるかを俺は知っている」
という新人。

「素晴らしいプロジェクトが進んでいる。ぜひ力になりたい」
というパート職員。

「経営者の間では何が問題になっているか、自分は知っている」
という中堅職員。

そんな職員ばかりの組織になるのです。

そんな職員は、
「わからなければ行くのが当たり前」
「知りたければ聞くのが当たり前」
「人を動かしたければ会うのが当たり前」
「気になるなら話し合うのが当たり前」
「現状を変えたければ行動するのが当たり前」
となります。

なぜなら、
「経営者・管理職が、誘ってくれて、
新しいテーマに関わったら、様々なことが見えて来た」
という経験を持っているからです。

これがまさに
「自律型人間」
です。

こんな職員が院内のあちこちに存在するのですから、
まさにこれが
「自律型組織」
です。

■というわけで、
「+ Anyone ルール」

すなわち、
何かをするとき、
「必ず、誰かもう1人を誘う」。

これを、
今日からすぐにでも始めて、
一貫して続け、習慣にするということです。

3ヶ月もすれば、
確実に、組織風土の地殻変動が
確認できるでしょう。

■とはいえ、
何百人の組織全体の組織風土を変えるには、
経営者・管理職の方々の
人海作戦では限界もあります。

なので、
さらにシステマチックな方法が必要です。

それが、
HIT-Bitです。

+ Anyone ルールを実践しつつ
HIT-Bitを導入すれば、
最短最速で、自律組織文化が全体に浸透するでしょう。

HIT-Bitについては、
毎月1Dayセミナー(リモート)を開いています。