🎵生き残りたければ、いますぐ「◯◯部」を立ち上げよう!

🎵生き残りたければ、いますぐ「◯◯部」を立ち上げよう!

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■「騙されたと思って、
いますぐ◯◯部だけは立ち上げよう!」
と提案するのは、

「AI部」
です。

まだ、AIを
WordやExcelの上位版くらいにしか考えていない人も多いですが、
大きな間違いです。

AIのすごいところは、
「まとまっていない考えをまとめてくれるところ」
です。

■みなさんの現場であれば、
例えば、アンケートの自由記載欄の回答を
まとめるのは大変でしょうけれど、

AIに聞けば、一瞬で
「こんな傾向があります。
主にこんな回答が多いです。
そこにはこんな問題が隠れているかもしれません」
といった分析をしてくれます。

あるいは、
会議で議論がもつれて、混乱した時に、

AIに聞けば、一瞬で、
「いまいくつの案が出ています。
各案の長所と短所を一覧表にするとこうなります。
優先順位をつければこの通りです。
なお、この案とこの案は対立しないので、
並行して実施することも可能です」
というようにまとめてくれます。

その結果を聞いても決めかねた場合にも、
AIに聞けば、一瞬で、
「費用を優先するなら、この案、
期日を優先するなら、この案、
作業の負担を優先するなら…」
と教えてくれます。

■一言で言うと、
「もやもやを、ロジカルに整頓してくれる」
のがAIです。

「次回の定例会議で、
この提案を通すにはどうしたら良いか?」

「最近、うちの部署でミスが続いている。
これらのミスが
なぜ起きていると考えられるか?」

「看護記録を音声入力できるようにするには
どうすれば良いか?」
・・・といったことも相談に乗ってくれます。

つまり、とんでもなく思考と実践のサイクルが
スピードアップできるのです。

なので、すべての職員の方々に、
AIを早く学び習得して欲しいものです。

全職員がAIを使いこなせる病院と
そうでない病院とでは、
生産効率において何倍もの差がつくのは明らかです。

■しかし、
残念ながら、
時間内・指示のもと・報酬ありで
学ばせるには無理があります。

さりとて、
「仕事は、時間外・指示なし・報酬なしでするものじゃない」
という風潮があります。

強要すれば、
コンプライアンス上、アウトです。

だからこそ、
「自主的な部活動」
が必要なんです!

そして、
「AI部はじめました」
ならば、多くの人が、面白がって参加するでしょう。

自主研究会・自主サークルの手始めには最適です。

しかも、自発的に学んでAIスキルを身につけてくれるので、
目に見えて仕事の生産効率が上がります。

いま、AI部を始めないことが
いかにもったいないことか、

そして、
いかに他の病院に差をつけられてしまうことか
わかるでしょう。

■他にもメリットがあります。

AIを教える先生係は、
今年・昨年入職した若手に頼んでみます。

気をよくして引き受けてくれるでしょう。

これからは
先輩が優れているとは限らない時代です。

先輩が謙虚になり、
若手の知見を思い切り引き出し活かせることが、
良い上司・先輩の最も重要な能力となります。

なので、このAI部で若手から学ぶことは
そんな文化を醸成し、みんなが文化に馴れる絶好の機会なのです。

■また、
AIを楽しんで学ぶ中で、
画像、音楽、映像を作れるようになる職員も出てくるでしょう。

そうなれば、外部業者に支払っていた経費を
節約できるようにもなります。

■そして、最も重要なことは、
AI部を一過性の企画にしないということです。

「以前、AI部ってあったよね」
「今はそういう活動はない」
と言うのは、
結果的に行われたというだけで
組織にマネジメント能力があるとは言えません。

AI部を皮切りに、
さまざまな自主研究会、自主サークルが
立ち上がり、
「うちの病院は、
自主的な課外活動が盛んなんです」
と言える組織文化にしてしまいましょう。

自然に発生させて、
自然に継続させることができれば、
(厳密には純粋な自然ではありませんが)
これほど素晴らしいマネジメント能力はありません。

組織文化を自由自在に醸成できる
マネジメント能力だからです。

その、
AI部を皮切りに
さまざまな自主研究会、自主サークルが立ち上がり、
自主的な課外活動が盛んな病院にする方法は、
また別の機会に詳しくお伝えします。