■「指示・命令をしなくても、
現場職員がみずから気づき考え行動する」組織を、
「自律進化組織」
と言います。
部下職員は、みずから行動するので、
納得感とやりがいを感じることができるので、
モチベーションが上がります。
上層部は、現場からさまざまな取り組みが始まり、
職員がどのような想いで働いているのかが
手に取るようにわかるので、
上層部自身は、
大所高所からの視点で、経営戦力に注力できます。
自律進化組織になって、最も楽になるのは、
中間管理職です。
■ところが、
自律進化組織を創るための方法を説明すると、
時々、
管理者の方々から
「それは中間管理職に負担がかかる・・・」
とためらいの言葉が聞かれることがあります。
しかし、
いつまでも自律進化組織にならなければ、
中間管理職はいつまでも負担を追い続けることになるのです。
たしかに、変わることには
一時的な負担がつきものです。
しかし、変わらなければ、
今ある負担が永遠に無くなることはないのです。
上層部が変わるための決断をできなければ、
組織が良くなることはありません。