「習慣」を創る方法がなければ、すべて一時的なイベントになる

「習慣」を創る方法がなければ、すべて一時的なイベントになる

■アメリカの哲学者・心理学者であるウィリアム・ジェームズの

有名な言葉を、みなさんも聞いたことがあるでしょう。

 

考えが変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

 

この文章に間違いはありませんが、

「要するに、考えが変われば、運命が変わるのだ」

とまで、簡単に行かないのは、

この4行の中に、

すんなりと進まないボトルネックがあるからに他なりません。

 

そして、みなさんもすでにお気付きのことと思いますが、

それは、

2行目の

「行動が変われば習慣が変わる」

です。

 

行動を変えることは、容易にできますが、

習慣を変えることは、至難の業だからです。

 

■では、どうすれば、

習慣を身につけることができるでしょうか?

 

そのポイントは少なくとも2つ挙げられます。

 

まず、

「一人では続かない」

というポイントです。

 

スキーやマラソンなどの趣味でさえ、

一人では続かないもので、

仲間がいるから、なんとか続いている、ということが

多いのではないでしょうか。

 

したがって、ポイントの一つは

「チームでおこなう」

スタイルにする、ということです。

 

第二に、

「する・しないを、その都度判断すると、しないことになる」

ということです。

 

人は常に、さまざま当面の課題を持っていますので、

緊急性がないことについては、

「しない」

と、後回しにしてしまう傾向があります。

 

したがって、ポイントのもう一つは、

「一定の条件を迎えたら必ずする」

という条件反射のようなスタイルにする、ということです。

 

なお、チームでする場合には、

それぞれの用事を持っているので、

「いつ一定の条件を迎えても、みんなが駆けつけられるようにする」

ことは不可能です。

 

そこで、いつ一定の条件を迎えるかわからないという条件設定ではなく、

曜日や日時をあらかじめ決めて、

必ず駆けつけられるように身体を開けておく、

という方法にすることが現実的でしょう。

 

こうしてみると、

院内の職員研修で、

「みなさんで、心がけるようにしてゆきましょう」

というのは、

実践する・しないを個々の職員に委ね、

しかもする・しないを、その都度の判断に任せる点で、

習慣を身につけるには最もふさわしくない形だということがわかるでしょう。

 

■したがって、

さいわいにも、習慣を身につけるには、

チームでの取組とすることができるので、

職場は、理想的な環境であるということができます。

 

このように、

「習慣を身につける」

には、

「あらかじめ日時と決めておき、チームで取り組む」

というモデルにすれば良い、ということになります。

 

患者サービス研究所が、

自律進化することが当たり前となり、

それが永続する

組織体質を創り上げるためにたどり着いた

「HIT-Bitプログラム」

が毎日、各部署で行なうコミュニケーション・モデルとなっていることも

合理性があると、感じていただけることと思います。

 

逆に、

どんな技術や知識を教えてくれる研修やコンサルティングがあっても、

それを、現場での習慣にし、

それを、永続する組織体質にする方法が講じられていなければ、

すべて一時的なイベントに終わってしまうことが

明らかでしょう。

 

過去、HIT-Bitを実施された成果の一端を

ホームページ上にアップしていますので、

ぜひご覧ください。

https://pcs-c.com/02pub/hit-bit-cases/

 

■■現在の1Dayセミナーの日程は、以下の通りです。

◆  8月19日(日)13:30〜16:30【東京】

◆  9月29日(土)13:30〜16:30【東京】

◆ 【大阪】その他は調整中です。

お申込みはこちらから

https://www.meducation.jp/seminar/?fw=患者サービス研究所

 

なお、以下の方は無料でご参加いただけます。

これまでに

・東京・大阪その他のHIT-Bitセミナーに参加したことがある

・2016年11月以降のSSKセミナーでHIT-Bitについて聞いた

・吉岡経営セミナーでHIT-Bitについて聞いた

・2017年8/6のメディカルコンソーシアムでHIT-Bitについて聞いた

……に該当(リピート)する方。

 

また、リピートの方が

上席者の方を伴って参加される場合は、

ご同席者の方も無料でご参加いただけます。

 

というのも、

本当に現場を自律進化組織へと変え、

結果を出していただきたいからです。