■イベントやプロジェクトを推進するとなると、
たいてい、
「それなら役員会議のマターだ」
「経営企画室の担当だろう」
「部課長会議で協議してゆくべき」
「誰を指名して委員会を作るか」
・・・という発想になりがちでしょう。
しかし、この発想を切り替えた方が良い。
役職や立場でカテゴライズしても、
その全員が、そのテーマに関心を持ち積極的に推進する…とは限らないからです。
むしろ、
関心が無い役員が混ざっていて、最もブレーキになる、
ということがしばしばあることは、みなさんも体験したことがあるでしょう。
また、
経営企画室のメンバーも、
他のことで忙しい時には、
「ほどほどにやれば良いでしょう」
などと言い出すことがあります。
すると、可能なことも不可能になってしまうというわけです。
では、どうすれば良いか?
■社内公募で、
関心があり参加したい者を役職や立場に関係なく集めることです。
問題意識の前では上下がなく、
アクセルになる者しか集まらないから、
とんでもない力で推進してくれることになります。
だからこそ、不可能が可能になることさえあるのです。
■もし、
途中、他の業務やプライベートな事情で離脱する者があっても
そういうメンバーは事情が戻れば
帰ってくるはずです。
途中、テーマの魅力や必要性に気づき参加してくる者も、
戦力になるから歓迎しましょう。
周囲からとやかく言う者には、
「外野からの文句には説得力がない。中に入って話し合おうじゃないか」
と言って、巻き込めば良いのです。
■こうして、
もしも、
社員の大多数が参加するようになれば、
会社挙げての総力運営になるから、大成功するしかありません。