■パワー・ブリーフィングとは?
組織が生産性を上げて、良い成果を出すためには、
コミュニケーションは有効であることは、
ご存知の通りでしょう。
それは、思考や感情を整えることができるからです。
ただし、コミュニケーションばかりしていては仕事が進みません。
とは言っても、1年に1週間とか
半年に2時間といった、
取って付けたようなコミュニケーションでは
思考や行動の習慣化につながることもなければ、
まして、自発的で元気な組織活動を生み出すことにはつながりません。
そこで、短時間で簡潔な朝礼(ブリーフィング)を
いかにうまくやれるか?
が重要となるのです。
■ たとえば、スポーツであれば、
日頃のトレーニングにおけるブリーフィングでは、
「あれは、しっかりやれ」
「これはやらないように気をつけろ」
と、具体的なブリーフィングが大事でしょう。
一方、
いまから、大事な試合が始まるという時のブリーフィングにおいては、
具体的なことを話すことは、
思考を乱すだけなので、やめたほうが良いでしょう。
むしろ、感情に訴えて、
「理屈抜きで結果を出したい!」
と心が燃えるようにしたほうが効果的です。
よく、選手たちに、
応援してくれている親、子供などの家族や、
親戚、友人、地域の方々などの熱いメッセージを
VTRにして観せるといったことがありますが、
それがこれです。
■ ただし、
「ああしろ、こうしろ」
「頑張れ」
だけでは、
思考に訴えるか、感情に訴えるか、の違いはあっても、
「これだからやめられない」
という理屈抜きのモチベーションにはなりません。
なぜなら、人間は、
自分の価値観を解放できた時に元気になり、
他者の価値観を受け入れさせられる時には元気を奪われてしまうからです。
したがって、
「ブリーフィング=何か言われる時間」
では。
モチベーションが上がらないのです。
せっかく朝礼をしても、
職員を元気にする「パワー・チャージ」となる
ブリーフィングになっていないことが多々あります。
むしろ、
職員の目が死んでゆく「パワー・ロス」となる
ブリーフィングになっている朝礼をよく見かけるのではないでしょうか?
■ みんながたった数分で元気になる「パワー・ブリーフィング」にするならば、
どうすれば良いか?
それは、ひとえに
価値観を解放しあう時間にするということに尽きます。
一人ひとりが言いたいことを言えることは精神衛生上、もっとも良い状況です。
こうして、
いわゆる「心理的安全性」を意図的に築くことが極めて重要です。
モチベーションが上がるばかりか、
そこから、
「ああしてみたい」
「これはできないか」
といった進化が飛び出すので、組織の生産性が向上し、
より良いパフォーマンスを生み出すことが可能となるのです。
日々、習慣的・定常的、かつ端的に行なう「パワー・ブリーフィング」が、
1日5分のコミュニケーション・モデル
「HIT-Bit」
です。
■そこで、今回、
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