コミュニケーション・テクニックの限界

コミュニケーション・テクニックの限界

◼️コーチングやNLPなど、
コミュニケーション・テクニックは、
確かに凄いところもあります。
 
ただし、
想定されているのは、
相手が対面のコミュニケーションに同意しているという前提があっての場面。
 
なので、
対面のコミュニケーション・テクニックの前に、
より重要な
 
いま、それを言う?
ここで、その話題を持ち出す?
この人がいる時に、それ話す?
あの人がいないのに、それ話す?
まさか口頭で?
まさかメールで済ます?
まさかわざわざ時間をとってもらう?
あの一件の後で、それ言います?
この話の流れで、そこ指摘する?
…といった配慮が、含まれていません。
 
場面や態様についての配慮がなければ、
いくら優れたコミュニケーション・テクニックを駆使して、
座る位置を工夫したり、
相手の仕草を真似てみたり、
メモを取りながら聞いて見せたり、
オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを使い分けてみたりしたところで、
上滑りするだけで、
それまでに築かれた関係性を台無しにしてしまいます。
 
◼️コミュニケーション・テクニックも大切ですが、
コミュニケーションの場面や態様を設計する方法の方が、
もっと大切なのです。