「想定外の進化がどれだけ生まれるか」を想定できるか?

「想定外の進化がどれだけ生まれるか」を想定できるか?

■質問です。

ときどき荒野に美味しい実がなる。
次、いつどんな実がなるかは、読めない。

そんな生活を、
「農業を生業としている」
と言えるでしょうか?

実がなった時だけ喜び、
ならなかった時には、手を打てないのは、
そこで生計を立てているとは言えないでしょう。

実がなってもならなくても、どちらでも良いとすれば、
それはその土地における暮らしの当事者とは言えないでしょう。

なぜなら、自分の暮らしを
コントロールできていないからです。

■さて、組織運営においても、

ときどき良い事例が現場で生まれる。
次、いつどんな良い事例が生まれるかは、読めない。

そんな組織運営を
「管理職を務めている」
と言えるでしょうか?

良い事例が生まれた時だけ喜び、
生まれなかっった時には、手を打てないのは、
管理職としての責任を果たしているとは言えないでしょう。

もし、良い事例が生まれても生まれなくても、どちらでも良いとすれば、
それはそのチームにおける管理職とは言えないでしょう。

なぜなら、自分のチームの発展を
コントロールできていないからです。

ときどき、
「うちも
職員が意見を言ってくれるんですよ~~」
という管理職がいますが、

単に、
「結果的にそうなったことがあった」
だけなのか、
「コントロールできている」
のか、はまったく違うのです。

一定期間、定点観測すれば、
それが
管理職の手腕によるものか、
単なる偶然なのかが、はっきりとわかってしまいます。

■もしも、
農業を生業とするなら、
収穫量を年間何トンとれる。と読めなければ失格です。

そのためには、
土を育て、水を与え、陽光と風を与えることで、
肥沃な土地にしてゆきます。

それさえ地道にやって入れば、バリエーション豊かに豊作になることが読めるようになります。

こうなれば、コントロールできていると言えるでしょう。

トマトがほしい、ナスが欲しい、と思わなくても、
それ以上に、バリエーション豊かにさまざまな農作物が大量に取れるはずです。

なぜなら、
条件が良いのだから、自然にどんどん育ってしまうからです。

■こうした肥沃な大地を作るように、
活き活きとした組織を創れば、
現場から、
次々とより良い取り組みが生み出されるようになります。

管理職ならば、
どうすれば
現場から、
次々とより良い取り組みが生み出されるように
コントロールできなければ、
管理職としての資格があるとは言えないでしょう。

部下が活躍するか、しないかを
コントロールできていないのですから。

■では、どうすれば、
土地が肥沃になるように、
次々とより良い取り組みが生み出される現場を
創ることができるでしょうか?

その、最もシンプルな方法が、
「HIT-Bit」
です。

放っておいても、
どんどん農作物ができるように、
どんどん問題提起や改善提案が現場から飛び出してきます。

ぜひとも、そんな
自律進化組織を創ることをお勧めします。

■HIT-Bitについては、
1Dayセミナーを開催しています。

詳細は、こちらです。