7つの習慣を読んでも成功しない理由

7つの習慣を読んでも成功しない理由

◼️『7つの習慣』は全世界で3000万部、
日本国内で200万部という
大ベストセラーだといいます。
 
みなさんの中にも、
読んだ方は多いことでしょう。
 
しかし、
3000万人いずれもが成功者になったか?
読んだ私たちみんなが成功者になったか?
というと
必ずしもそうではないでしょう。
 
それは、
7つの習慣に書かれていることが間違っているのではありません。
 
◼️最大の問題は
「人間は習慣を身に付けるのが大の苦手」
という心理構造があるということです。
 
もし一ヶ月に1つずつでも、
新しく良い習慣を身につけていたら、
十年後には120もの良い習慣が続いているはずです。
 
が、
「習慣にしていることなら120位あるよ」
と言える人は稀でしょう。
 
むしろ、
運動
食生活
毎日の振り返り
家計簿
整理整頓などなど
シンプルなことでも、
たった1つの習慣でさえ簡単には身につかないものです。
 
まして、
7つもの習慣を身につけることは、
私たちにとって至難の業と言っても良いのではないでしょうか。
 
つまり、本当に肝心なのは、
「習慣を創る方法」
なのです。
 
習慣を創る方法がなければ、
どんなに素晴らしい知識を得ても
それを習慣化できず、
それによって成功者になることはできないのです。
 
◼️ただし、
個人で習慣を創るのは難しい一方、
組織でなら習慣を創ることは可能になります。
 
タイムカードを押す習慣
毎月給与が支給される習慣
休みのシフトを創る習慣
毎月の委員会を開く習慣
など、組織の中には
何年も続いていることがあるのは言うまでもありません。
 
◼️では、7つの習慣のような、
「考え方を習慣にする」
には、どうすれば良いでしょうか?
 
これは、
そのつど、指示や命令がなくても、
おのずと進んで行くようになる組織になることでもあるので、
組織体質を創る方法でもあります。
 
◼️なお、組織体質を創る方法は、
1.誰でもできるシンプルな方法
2.すぐにできる簡単な方法
3.お金や設備の要らない方法
でなければなりません。
 
条件が整わなければできない方法であれば、
続かず、習慣にならないからです。
 
また、
4.「あの人がいるから続いている」
という属人的な要因に依存していては、続きません。
 
その人がいなくなった時に
途絶えるからです。
 
つまり、機械的に続くシステムでなければなりません。
 
患者サービス研究所では、
習慣を創ることで、
永続する組織体質を創る方法を提案しています。
 
その1Dayセミナーも開催していますので、
機会がありましたら、ぜひお越し下さい。
 
なお、1Dayセミナーは、リピーターの方は無料で参加いただけます。
 
一時的な知識の習得で
組織体質を変えることは難しいため、
繰り返し確認にお越しいただけるようにしているからです。