■よく、教育研修ご担当者から、
「どうしたら、効果が持続するのか?」
「どうしたら、研修で学んだことが現場で活用されるのか?」
といった悩みを聞くことがあります。
わたしたちが何かを学びにゆくときは、
「学んだことを、こうやって活かしたい」
というOUT-Putの明確なイメージをもっているからこそ、
IN-Putしにゆくのではないでしょうか?
そして、だからこそ、学んだことを吸収できるのではないでしょうか。
つまり、教育研修を提供するときには、
受講者にとって
「IN-Putの時間」
になってはならず、
「OUT-Putを楽しみにする時間」
になっていれば効果が最大となる、ということです。
■したがって、
教育研修を行なう前に、
「その研修がいかに必要か」
「その学びを受けると、いかに現場で得るものが大きいか?」
を明確にイメージを持てるようにすることがポイントとなります。
これが刺さっていれば、
職員が、みずから受講を希望することでしょう。
深く刺さっていれば、
お金を出してでも受講したいと志願するでしょう。
そのとき、希望者だけに受講を許可すれば、
これ以上、効果的な教育研修はないはずです。