俊敏な組織になるためのゴールド・ルール

俊敏な組織になるためのゴールド・ルール

■会議をしても煮え切らずに結論が出ないまま、
提案してきた現場を待たせ過ぎたり、
さらには却下して失望させてしまったりで、
モチベーションと生産性が下がるばかり
・・・というケースがしばしば見受けられます。


その結果、
するべき改善が行なわれなかったり、
同業他社に先手を打たれてしまえば、
組織にとってたいへんな損失にもなります。


このような、相互理解のない組織は
これからは生き残れない時代ではないでしょうか。

■そこで、お勧めするのが
「相互理解のゴールド・ルール」。

Go : 現地に行って目で見て肌で感じてみる

Listen : 現地の人の話を聴いてみる

Do : 現場の人に混じり一緒に作業をやってみる


現地に飛び込めば、湿度や温度、
鼻をつくような匂いなどを、瞬時に理解することができます。


現地の人の話に耳を傾ければ、
これまでどれだけ大変だったか、
現地の人たちにどんなヒストリーやドラマががあったのかが
わかります。


現地の人に混じって一緒に作業をすれば、
その業務の重要性や働く人のポリシーがわかるので、
その人たちが主張することに、
どれほど深い根拠があるのかを知らされることでしょう。


また、次回の会議まで待つのではなく、
できるだけ早く、行ける人だけでもみんなで行けば
結論が出るのに時間はかかりません。


組織内においても、
「現地に行きもせず、
現場の人の話も聴かず、
現場の作業をやってみたこともない人に発言する資格はない」
・・・と宣明しておけば、
それが組織の文化にもなり、


社員のだれもが現場主義の迅速な展開を旨とする
おのずと俊敏な組織になることでしょう。