「治らない薬のマーケット」がある。

「治らない薬のマーケット」がある。

■世の中には、

治らない薬を好んで買う人と、

治らない薬を好んで売る人との

マーケットが存在するのをご存知でしょうか?

 

と言っても、

◯◯県◯◯市にある、という実存するマーケットではありません。

 

■たとえば、ダイエット。

 

ぶら下がり健康器

スタイリー

ルームランナー

りんごダイエット

ビリーズブートキャンプ

レコーディングダイエット

加圧トレーニング

……。

 

そして、

次に

「これが良い!」

と言われるものを、また試す、ということになる人が、

世の中には多いのではないでしょうか?

 

そして、

次に

「これなら売れる!」

と思われるものを販売する人もいるのです。

 

気休め産業とでも言いましょうか。

 

なぜ、このようなマーケットが存在するのか、

考えてみれば、不思議なことです。

 

■そして、同じことが、人材育成の現場にも起きていること

みなさんなら、ご存知でしょう。

 

交流分析

コアコンピタンス

クレドづくり

SWOT分析

コーチング

ワールドカフェ

KJ法

アンガーマネジメント

PDCA

7つの習慣

……。

 

そして、また、

有名企業が採用した方法と言っては導入し、

アメリカの学者が開発したと言っては参考にし、

 

大企業の人材開発部に至っては、

「そろそろ目新しい研修がないか探している」

「面白そうなものがあれば検討する」

などと、

まさに治る・治らないとは無関係に

新発売の薬を試したがるという傾向があるところもあります。

 

そして、研修会社の方も、

次に、

「これなら売れる!」

と思われるものを売り込みに歩いています。

 

「いまはこれが流行りだから、これの研修を売ろう」

という研修会社。

 

「これが流行りだから、うちでもやろう」

という企業。

 

導入する企業が多いので、

「いまはこれが流行りだ。もっと売ろう」

という研修会社

 

「売れているというなら、うちでも導入しよう」

という企業。

 

もはや、鶏が先か、卵が先か、わかりませんが、

このような、

ひたすら治らない薬を売り買いし続けるマーケットが

世の中に存在するということを、

みなさんも、実はご存知でしょう。

 

■しかし、医療業界では、

こうしたことがあってはいけないのではないでしょうか。

 

いま、国民医療費の膨張を抑えるため、

政策的に、医療機関が収益を上げにくい環境をつくっています。

 

そんな中で、

医療機関の資産は、

無駄なことに使われてはならないからです。

 

患者さんのために役に立つ、または

職員のためになる、または

病院自体にとって良くなる、

本当に価値のあることにしか、使われてはならないはずです。

 

医療機関は、

制度上義務付けられた研修もあるにせよ、

行なうからには、本当に意味のある施策を

見抜き、

選ばなければならないと、感じています。

 

■そこで、患者サービス研究所では、

一時的な、その時だけの効果しかない研修ではなく、

「あれ以降、たしかに変わった」

「そして、それがいまも続いている」

といった、

「体質を変える」

施策を提供するに至りました。

 

もう、

治らない薬を売るコンサルタントに振り回されないでください。

 

もう、

治らない薬を買わないでください。

 

患者サービス研究所では、

そのための具体的な方法を探究してきました。

 

本当に組織が変わる方法について、

情報共有できる機会がありますことを楽しみにしております。