■「指示・命令をしなくても
職員がみずから気づき、考え、行動する」
そんな
「自律進化組織」
になれば、こんなに柔軟で強い組織はありません。
敷かれたレールの上を走りつつも、
「そのレールだけが正解ではない」
「もっと良い方法はないか」
「もっとできることがあるはず」
と、広い視野と、高いアンテナを備えた組織だからです。
■そこで、組織を運営するに当たっては、
「自律進化してほしい」
というからには、
「自律進化できているかどうか?」
を測定することが不可欠となります。
組織上層部が、
「自律進化せよ」
というにも関わらず、
「自律進化できていてもいなくても関知しない」
という態度であれば、
現場は、まもなく実践しなくなってしまうからです。
■では、どのようにすれば、
「自律進化できているかどうか」
を測定することができるでしょうか?
前もって
「ああしろ、こうしろ」
と指示したことであれば、
「できているかどうか」
を測定することは簡単です。
一方、
前もって指示・命令していないことについて
「できているかどうか」
を測定することはできないと、考えられがちです。
■しかし、測定することは可能です。
したがって、
「昨年よりさらに10%多く、自律進化しよう」
といった目標を設定することさえも可能です。
患者サービス研究所の推奨している
「HIT-Bit」
を前提とすると、さらに精度が向上します。
■自律進化度を測定するための
具体的な方法は、
また別の機会にご紹介します。
実にシンプルです。